アン・ズルニを呼ばない【kobito side】 >16) 意欲は燃え尽きた…

1) エンディング 2) 案外、ない。 3) オープニング 4) 王子は踊る 5) おたよりコーナー
6) 金を巻き上げる魔王 7) うしとねこが集結する… 8) あるところに父と子と魔王がいました。 9) アン・ズルニをさがせ/うし組ねこ組の抗争 10)学校の窮状と売却計画について
11) 見てる人 12) 魔王、アン・ズルニと逢う 13) こびとさんの真実 14) 魔王が来た 2 15) 時は来た。 16) 意欲は燃え尽きた…
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(男:「い」「よ」 意欲に燃えるコロンブス
「ら」 イラクに燃えるコロンブス
「り」 入り口あって出口なし
「る」 居留守を使う)

(女:「れ」 入れてくれ――
「ろ」 囲炉裏端で語る/慰労金をくすねる
「わ」 イワンのばか/岩感がある)

(ゴツゴツした岩感ね)

(「を」 胃を切り取る/胃を洗浄
「ん」 インカ帝国ホテル )

BGMのように、男と女の台詞が流れる中、
こびと(鵜飼ver)がやってきて、
その場に立ち尽くし、膝から落ち、スーツを脱ぎ、

こびと:
砂粒をまぶして、
こんがりローストされた木造校舎は、
すっかり白茶けて、
中は百葉箱のように
暗く、あたたかく、
さわやかで、濃い。
熱さが重力のように感じられる、

(「む」 Mの気があるコロンブス)

(「ら」 偉い人コロンブス)

(「れ」 エレベーターからコロンブス
「ろ」 エロ本読んでるコロンブス)

(「わ」 えーわー
「を」 絵を描いているコロンブス
「ん」 鉛筆が一本 鉛筆が一本、僕のポケットに)

(男女:鉛筆が一本 鉛筆が一本、僕のポケットに
どうしてなのか 誰も知らない)

風景と同化し、
布を纏い、
やがて、木になっていくこびと…

こびと:何もかも、繰り返す。
永劫回帰。
英語・鵜飼・木…
…木だ俺。



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