湾岸WITメルマガ 2010/2/21━━┛ ☆☆☆ こんばんは、ニコちゃんです。 うぃっとのワークショップまであと1週間となりました。 早速、今日の本題です。 ■1 なぜ『走る』と『キャッチボール』なのか 普通、演劇のワークショップとかだと、 もっと「それらしいこと」をメインにするようです。 脱力とかストレッチとか 発声とか滑舌とか 台本読んでみるとか シアターゲームとか エチュードとか それが何? うちの場合、 メニューの最初の2つが 「ゆっくり走る」と 「キャッチボール」。 だ、大丈夫??? まさか、 専門的なことはできねえから体力勝負? …わかりました。 メルマガ読者の皆さんには、先にネタバラシしましょう! 一応「演劇ワークショップ」の基本は押さえてあります。 ただ、経験者や役者を目指す人だけでなく、 近所のおじさんおばさんでもひょいと入れる仕様にしたかったのと、 専門的な用語並べて偉そうにもっともらしいこと抜かすのもちゃんちゃらおかしいので、 できるだけシンプルに、平易にしてみました。 ○演劇表現は、 要は人間が人間を描くものであり、 それを観るのも人間です。 ならば「人間とは何か?」というところに、 フォーカスしてみたくなるわけです。 ○人間とは何か? いろんな切り口があります。 ありますが、ここでは、 「人」と「間」に分けて考えてみました。 個体の部分と、 人との関わりであらわされる部分。 →勘のいい人はもうわかったと思います。 「人」が「走る」で、 「間」が「キャッチボール」です。 ○「人」→「走る」 人を単体で見てしまえば、 まあ、あれこれ考えたりはしてるのかもしれないけど、 要は「心肺」と「重心移動」ですよ。 呼吸して、動いてる。 実に単純に捉えてしまおう。 「それなら走るんじゃなくて、歩行がいいのでは」? →歩くこと、これは意識すればするほど、難しい。 歩くだけで潰れていく役者も少なくはない。 歩行を教えるようなおこがましい真似は、私にはとてもできません。 「歩くために走る」んです。 歩くことの壁にぶつからずに、 でもいい意味で意識ができるよう、走るのです。 逆にこれが「ランニングの練習」だったら、 「走るために歩く」で、歩行から始めるのがいいと思います。 ○「間」→「キャッチボール」 これはイメージしやすいですね。 結局のところ、 どんなテーマのどんなお話をやるにせよ、 そこに出てくる人と人との関係です。 全てはキャッチボールの応用。 →だから、これら2つは、 違った切り口から見た「基礎練」ということになります。 え? おまえも大層な理屈こねてるって?? や、でも、 小難しくはないでしょ?! これだけシンプルに割り切るのに、26年かかりましたよ。 (最後はそこかい! GRANDSLUM‘春’ 「ピクニック気分でワークショップ」 〜爆弾ゲームはナシよ〜 2月28日(日) 豊洲文化センター 地下第二会議室集合。 (受付 1:00pm〜) 参加表明・質問は、こちらから↓ 質問があったら、くださいね↓ メールフォームへ 【第一部】 1:30pm〜5:00pm ワークショップ 【第二部】 6:00pm〜 交流会 ○前回までに書いた概要は、サイトにまとめてあります。 http://park10.wakwak.com/~wittokyo/ws.html −−−−−− ■2 サイトのリニューアル状況 劇団についての説明、書き始めました。 「うぃっとは著名で大きな劇団ではありません。」 http://park10.wakwak.com/~wittokyo/wit.html 高級レストランでもチェーン店でもなく、家庭料理ならではの、 美味しい芝居をお届けします。 (随時、追記していきます) −−−−−− 昨日、二度目のハーフマラソンを走ってきました。 いろいろ書いた割に、私は長距離走はあんまり得意じゃないんだなって、 あらためて実感しました。 タイムがどうのじゃなくてね。 「自分が思った通りの走りが気持ちよくできる」ってことでは、まだまだです。 それがわかっただけでも、十分収穫です。 これからこれから。 ☆━☆━☆━☆ 湾岸WITメルマガ 発行)劇団W.I.T. http://3w.to/wit