ハンガー猛:こんにちは、ハンガー猛です。
地球の果てまで来ました。
岩の上に立って、ぐるっと空を見上げていると、
自分がどっちから来て、どこへ向かってるのか、わからなくなってくる。
わからないというより、どうでもよくなってくる。
だから逆に、どこから来てどこへ行くのか、すごくわかるんだ。
一歩踏み出せば、空に近づいてゆく。
この空の向こうに宇宙が拡がり、
もっともっともっと行くと、宇宙の壁にぶつかるかもしれない。
黒っぽい?青っぽい?茶色と緑が混じってる??
そんでもってその壁をビリッと破ると、その先がまだあって、 ついには宇宙の襞襞に、届くかもしれない。
宇宙の襞は、ピンク色のような気がする。
広告の弘法:はい、オッケー。お疲れ様ぁ。
正直あんまりイケてないんだけど、時間と予算もあるから、あとは編集で何とかなるから。
ハ:私が三日三晩、山を越え砂漠を走破してきたのは?
弘:あ?これのこと?
ハ:何てことだ…
弘:冒険家(笑)ハンガー猛はブランドですからね…
ハ:何に使うんだ?
弘:車の宣伝ですよ。
ハ:車だって?!事務所には…あ、あの野郎!!
「悩みがあるので聞いてください。
私はずっと、まっすぐ正直に生きてきました。
でもどういうわけか、バカを見るんです。
崖から落ちたり、新幹線が爆破されたり、今までも散々でした。
どうしてなんでしょう? どうすればいいんでしょう??
人生経験豊富なれんこんさん、教えてください」
れんこん:目に「バカ」とか書いてあるんじゃないですか?
ハ:あ…ああああ…ああああああああ!!!!!!
18) 大会を知らず につづく 「ニコ先生の人生相談 2」表紙に戻る