サンマ よりつづく 一方、こちらは対戦相手のうし組球団の応援席。 うし1:せーーの。 「ウ シ。」 うし2:「ウ シ。」 うし1:声が小さい。 せーーの。 「ウ シ。」 うし2:「ウ シ。」 グラウンドを走る、相手チームの選手(ハンガー猛) ハ:ハァハァハァハァ… うし1:あいつ、さっきから走ってばっかりいるぞ。 バッティング練習しないのか? うし2:あれは代走のハンガー猛。 塁に止まっていられないという欠点があるけどな。 代走指名されたとたんに、1塁からホームまで走り切ってしまったこともあるけどな ハ:止まれないですよ 教授:ここで説明しよう。 ハンガー猛は改造人間で、時速80q以下になると爆発してしまう仕組みになっているんだ。 うし1:どういう事情があるか知らないけど、なんでそんなやつを採用したんだ うし2:しょうがないだろ。 うちの劇団のキャラなんだから 「ヤギのお母さん」へつづく。 |